耐久性が強いウリンはウッドデッキに最適
アイアンウッド(=鉄の木)とも言われるウリンは、その相性が示す通り、ハードウッドの中でも特に硬い木。
腐らない・耐久性抜群のウリン
ウリンは、もともと海辺に生えている木なので、耐久性が高く、港とかにもよく使われてるぐらい。なので、外構のウッドデッキとかフェンスにはハイスペックすぎるぐらいのハードウッド。
ポリフェノールの働きで(笑)
ポリフェノールの働きで…
って書くととても怪しそうなのですが、実際、ウリンにはポリフェノールが含まれているので、防腐作用はとても強い。
ついでに、ポリフェノールが含まれているので、ワインと同じ。
抗菌作用もあるのかな?
ウリンの耐久性と経年変化
耐久性は上記のように高い。
とは言っても経年変化によって色は変わっていく。
最初は黄土色から赤色のような焦げ茶色。とても素敵な感じ。
ただ、次第に色が抜けていって、最終的にはグレーで落ち着く。
色の変化についてはちょっと見聞きした話で、自分で確認したわけではないのですが、
「灰色になる」=ふつうの木と同様な感じ
と捉えればいいのかな?
と勝手に考えてます。
ウリンの写真
手元のウリンをスキャナーで読み込んでみました。
スキャナーなので、色が思ったように出てない、というか実際の色とかなり異なるんだけど、少しは伝わるかと思う。
高解像度で取り込んだので、目では見えない細かな木目まで見えてしまってるけど、実際の木はこんなに木目は見えない。
手元にあるものと比較すると、実物のほうが赤っぽい感じ。
いずれにせよ、SPF材や杉などに比べるとかなり異なることがわかってもらえると思う。
上の写真は、ウリンの木片を写真撮影したもの。
見てわかるように、スキャンした画像とはかなり色味が異なっている。
ディスプレイによって見た目は異なると思うけど、こちらのほうが本物に近い色合いだと思う。
あと、写真だけでは伝わりにくいと思うけど、スベスベとしてる。まるで木じゃないみたい。
他のハードウッドと同様超重い!!
世界最強のウッドフェンス
ウリンを使ってウッドフェンスを作ったらこうなりましたの巻。
ウリンは、超重いです。そして加工するのが大変。
ツーバイフォーのSPF材とかWRC(ウェスタンレッドシダー材)みたいにビスをインパクトドライバで打ち沈めることはできない。
最初に下穴を開けてからDIYする必要あり。
つまり、穴を開ける分、ネジ関係のDIYは2倍になるということです。
この下穴開けというのが超めんどくさかったりするので、ウリンを使ってウッドデッキやウッドフェンスをDIYで作るときは十分注意してください。