コンクリートとは/モルタルとは・その違い
『コンクリートとモルタルの違いがよく分からない』という質問を、たびたびDIY初心者の方から受けるので、ここでシンプルにお答えします。
簡単に分かる・コンクリートとモルタルの違い
強度の違い
コンクリート>モルタル
圧倒的にコンクリートの方が強度があります。
用途の違い
コンクリート
基礎とか擁壁とか強度のあるところに使います。
舗装材としても利用します。
モルタル
レンガ積みの時の相互の接着や、舗装基礎の上に均して水平を確保するときに使います。
コンクリートの作り方・モルタルの作り方
セメントと砂を混ぜます。そこに水を加えるとモルタルができあがります。
セメントと砂に砂利を入れ、水を加えるとコンクリートになります。
つまり違いは、砂利が入っているかどうかです。
左写真が砂とセメントを混ぜた状態=空練りモルタル
右写真がさらに砂利を加えたコンクリート
それぞれの配合比率は、
モルタルの場合、1:2とか1:3。
コンクリートの場合、1:2:4とか1:3:6
注意して下さい。コンクリートはむちゃむちゃ重いです。
単純に言って、水の2.3倍重いです。