DIYでもできるフェンスの基礎を考えてみる
プロの外構業者なら様々な道具もあるし、時間もある。
そしてなんと言っても腕と知識がある。
でも、初心者がDIYでフェンスを作るときは、限られた時間と材料でフェンスを作らなければならないです。
素人だと重機もないので、コンクリートを作ったり穴を掘ったりのフェンスの基礎となる大事なところがとっても悩ましいです。
いくつか考えられるフェンスの基礎のうち、代表的なものをまとめてみました。
独立基礎
独立基礎とは、文字通り、基礎がひとつひとつ独立したです。
作るのが比較的簡単なのがメリットで、DIYでも作れます。
小さなフェンスなら、市販の束石でもいけるし、アイディア次第で、頑丈な基礎をつくることもできます。
次のページで、独立基礎を使用したフェンス基礎のアイディアを紹介します。
コンクリートブロック基礎
布基礎(いわゆるコンクリートがつながっている連続基礎)を作るのは、かなりの技術が要ります。
外構業者の基礎工事
外構屋さんが既成製品を施工する場合は、メーカーの施工要領書を元に工事を行います。
最近では、木製のオリジナルフェンスを施主が依頼する場合も多いです。
友人もそうでした。その場合の流れは、下のような感じになります。
外構工事で左官屋さんがフェンスなどの基礎コンクリートを作る場合、
基礎砕石を敷き、
ランマーなどの専用器具で転圧し、
型枠を作り、
ミキサー車でコンクリートを流し込む
本当はもっと細かな工程があるのですが、ざっと並べただけでもこれだけの工事が必要となります。
DIYでやるには
外構業者のようにできないDIYerには、コンクリートブロックを積んでそれを基礎にするという方法をおすすめします。
コンクリートブロックを積むのにもそれなりのスキルがいりますが、初心者でもゆっくりと積んでいけば何とかなります。
コンクリートに穴を開ける
外構を自作する上でよくあるパターンは、コンクリートの上にフェンスを取り付けること。
ラティスフェンスなどの場合は、専用の金具があるので施工は容易です。
が、自作のオリジナルフェンスとなると、基礎も自分で作る必要があります。
ここで問題となるのが、基礎の穴。
フェンスの支柱を取り付けるためには、コンクリートに穴を開ける必要があります。
フェンスを建てたい場所にコンクリートブロックがあると厄介です。
というのも、コンクリートブロックはそれほど強度があるものではないので、穴を開けようとすると、すぐに壊れてしまうのです。
ブロック塀に穴を開けることは諦める
なので、コンクリートブロックがある場合は、面倒ですが、いったん壊してしまうほうが簡単です。
せっかくあるものを壊すのは抵抗があるかもしれませんが、壊すのを断然おすすめします。
コンクリートハンマーがあれば、その気さえあればコンクリートブレーカーなどの電動工具がなくても意外と簡単に壊すことができます。
フェンスを建てようという部分が分厚いコンクリートならば、穴を開けるのも手ですが、専用の工具が必要なので、かなりレベルが高いです。
コンクリート擁壁に孔を開ける場合
なので、どうしてもという以外はコンクリートブロックを使うべきだと考えますが、どうしてもいう方はご参考までに、コンクリートへの穴を開け方をご覧ください。