型枠を作ってDIYもレベルアップ
ワンレベル上のDIY・それが型枠
なんか型枠を使ってDIYするってカッコよくないですか?
まぁ、聞こえがいいだけで、地味な作業なんですけど。、
ブロック積み・レンガ積みの基礎はもちろん、フェンスの基礎を作るときなど、さまざまな外構DIYのシーンで型枠の出番がやってきます。
このページでは、レンガ花壇を作ったり、ちょっとした基礎をDIYで作ったりするときの庭での型枠の作り方について説明していきます。
DIYでも、住宅の基礎のようなものについてはちゃんとした設計や施工が必要です。
型枠を作る目的・メリット
型枠を作ると、コンクリートの分厚さがわかりやすくなります。目分量でやってしまうと基礎がガタガタになりかねないところが、ちゃんと型枠を水平に作れば、間違いが少なくなります。
あと、型枠を作れば、捨てコンクリートを敷く際に無駄にコンクリートを使用せずにすみます。
もう一つの目的は、コンクリートが余計な所にはみ出ないようにすることです。
型枠を作るために必要な道具
型枠を作るときに必要なものは以下のとおりです。
もしかしたらホームセンターでは手に入らないものもあるかもしれません。
コンクリートの流れを止める板類
コンクリートが流れていかないようにする板です。
本来なら、コンパネかイエローコンパネがベストです。
特にイエローコンパネは、コンクリートが固まったあと剥がしやすいのでオススメです。
ただ、必ずしもコンパネじゃなければいいかというとそうでもなく、コンクリートを止めるだけの十分な重さがあればなんでもいいです。
うちの庭のDIYでは1×4材とか使ったこともありますし、庭に転がってた板切れを使ったこともあります。
外構業者、特に型枠大工の人は専用の型枠を使っていますが、小規模工事ではDIYのように板類を型枠として使っていることも結構見かけます。
写真も近所の外構工事の様子ですが、本格的な型枠ではなく、シンプルなコンパネと釘でコンクリートを止めていました。
杭と釘
基礎の下が土や砕石で杭を打ち込める場合は、杭と型枠を何らかの形で止めます。
そして、杭と型枠を釘で止めます。
コンクリートネイルというコンクリートにも打ち込むことができる超太くて固い釘を使えば、コンクリートと型枠をうまくつなぎあわせて頑丈な型枠を作ることができます。
というのは簡単ですが、実際コンクリートネイルを使ってみるとなかなか打ち込むことができなかったので、積極的にはオススメしません。
それでも写真のように、うまく釘を使って型枠とコンクリートを連結している人もいるので、どうしても繋ぎ止めるところがない場合は使用するのも手かもしれません。
型枠剥離剤
ふつうに板を型枠として使うと、コンクリートが固まった時外れにくくなります。型枠剥離剤というものを板に塗っておくと、簡単に型枠を外すことができるようになります。
型枠剥離剤の代替品
型枠剥離剤は、うちの近所のホームセンターでは見つけることができませんでした。DIYではあまり使用されることが多くないから仕方ないかもしれません。
油類のものが代用品として利用できます。油が入っている系統のものなら、灯油や食用油で代用ができます。
型枠剥離剤の代替品
型枠剥離剤は、うちの近所のホームセンターでは見つけることができませんでした。DIYではあまり使用されることが多くないから仕方ないかもしれません。
油類のものが代用品として利用できます。油が入っている系統のものなら、灯油や食用油で代用ができます。
セパ
同じ幅のコンクリート基礎をある程度の長さで作るときに使うのが「セパ」という金物です。
はじめて目ににしたときは、「これは何」って思いました。
今でも使い方がよくわからなかったりします。
セパにもいくつか種類があって、うちの庭のDIYでは、写真のようなカップセパというものを使用しています。