DIYでレンガを敷き、カッコいいアプローチやエクステリアを作ろう
DIYでレンガを敷いているシーンです。もちろん、プロがやるように完璧にはできません。
でも、自分で外構を作るというのは『楽しいDIY』ではないでしょうか?
レンガ舗装のDIY
重要!水勾配と仕上がり高さ
雨が降ってもレンガの敷きの基礎にコンクリートを使用してなかったら、雨のほとんどが数十分で目地から雨が浸透していきます。
なのでそれほど深刻ではないのですが、一応水勾配ぐらいは確保しましょう。
あともう一点、まわりの地形よりレンガの部分が低かったら、雨と同時に砂が流れこんできます。
雨よりもむしろこの土砂が問題なのです。
砂がたまってくると、汚らしく見えますし、なんといっても掃除をしなくちゃいけない。
我が家でも、仕上がり高さをよく考えなかったために頭を悩ませています。
外構のDIYは意外と頭を使うのです。
水糸を利用して水平を確保する
水糸はぜひ張りましょう。
杭を打って水糸を張るのですが、木の根があったり端っこがコンクリートで杭が打てないところでは、レンガに水糸を巻きつけたり木に直接水糸を巻いたりして 工夫しましょう。
こういうところでいかに知恵を出せるかが外構に長けた職人とDIYerの違いだったりするんですよね。日々プロの仕事を見ながら勉強してます。
園路のカーブが急だと水平の確保も大変
アプローチをカーブらせると、杭がたくさん必要になります。
その杭に水糸を張っていくので、起点と終点では高さが異なってしまうかもしれません。
曲線のアプローチを作る場合は注意しましょう。
砕石の転圧は十分に
転圧をじゅうぶんににするかしないかで、不同沈下が起こるかどうかが決まってしまいます。ようはレ ンガの仕上がり面がガタガタになる可能性があるということです。
車が走るわけではないので、転圧は足でひたすら踏み固めればじゅうぶんだと思います。
砕石の尖った部分が土にめり込み、砕石同士も摩擦でくっついて、地盤がしっかりしたものになり、ますになります。
角が丸い砂利だと、なかなか土にめり込まず、強い地盤を作りにくいので、くれぐれも砂利ではなく、砕石を使用してください。
防草シートを敷く?
レンガの隙間から草が生えてこないように、DIY雑誌などでは防草シートが推奨されてます。
個人的には防草シートの高架には懐疑的です。
というのも、目地に砂が入ればそこから草は嫌でも生えてくるわけだし。
おまけに防草シートって結構高いのです。
ということで、防草シートは費用対効果を考えて、敷きたいなら敷きましょう。
砂もしくは空練りモルタルを敷く
空練りモルタルの場合は、ホントに乾いたものじゃなくて少しだけ湿らせたものの方が使いやすいようです。
足で踏みつけなんとなく水平にした後、板切れなどを使ってさらに水平の精度を高めます。
ここでいかに水平を確保するかがポイントです。水勾配も、ここで確保します。
目地について
目地を開ければ、多少のズレはごまかせます。
目地を開けなければ、目地砂を入れる手間が省けますし雑草が生えてくるリスクが多少軽減します。
さて、レンガを敷く・その敷き方
まずレンガを置きます。そして、ゴムハンマーで軽く叩きます。
次に水平器で水平が確保されているか確認します。これは長手方向、短手方向の両方とも確認します。
というのは建前の話で、
レンガ(特に輸入レンガ)は、天端に凹凸があって水平が測りにくかったりします。
それでも測らないよりはましです。
左の写真は下地が砂のケース、右の写真は水で練ったモルタルの上にレンガを敷いているDIYです。
次のレンガも上と同様の方法を取ります。加えて、隣のレンガと比べて沈んでないか高くなってないかも水平器で確認します。
うまくいってなかったら、少し砂を取ったり加えたり微調整をします。
職人さんがレンガを敷いているのを見たのですが、こういうような方法をとっていました。
我が家でももちろん同様の方法を取りました。
でもこれを繰り返すとガタガタになります。
レンガを敷き終わったら
この時、基礎に使った砂ではなく、硅砂という砂を使用します。
まず、敷き終わったレンガの上に砂をぶちまけます。そして、ほうきで目地に砂を入れていきます。(右写真)
と、ホームセンターのチラシなどに書いてありますが、これが意外と難しいです。均一に砂が入っていかないのデス。我が家のDIYでは、結局手で均してまし た。
いずれにせよ、雨が降ったり風が吹いたりでそのうち目地には砂が入っていきますが。
この砂により摩擦ができ、レンガが同士がされ、ズレにくなるという仕組みです。
端っこの処理
端部は必要に応じてモルタルで固めます。
レンガ敷きの出来上がり
が、せっかくのDIYの結晶の完成直後の写真がほとんど残ってないのです。
唯一まともなのは、右写真のぐらい。
なので、みなさまには立派に完成させたレンガ敷きが数年経ったらどうなるかをこちらから見てください。
砂がたまったり、コケが生えたり、お見せするのが恥ずかしいです。