砂利敷きならアプローチも簡単に作れる!
石畳はなかなかプロのようにはいかないかな。
それでも頑張ってDIYで石張りをやってのけた友人もいます。
砂利敷きのアプローチ
白い砂利敷きの庭
白い砂利は緑の庭を引き立てさててくれるので、コントラストがとってもいい感じですね。
これはシンプルに砂利を敷いただけのパターンです。
もっともシンプルだけど、白い砂利が緑を引き出たせてててとってもいい感じです。
お金もかかんないし、個人的にはスキ。
なんといってもDIYがとっても簡単!
ナスタチウムと白い砂利のコラボ写真、なかなかいい感じじゃないですか?
こちらも白い砂利敷き。こんなに長いアプローチは普通の家での庭では現実的なジャイカもしれませんが。
ニューギニアインパチェンスがアプローチと花壇の境界を曖昧にしているところが自然ぽくていいですね。
普通の砂利・砕石
コイツはもっとも安価に作れる砂利敷きの庭。
多少見劣りはしますが、草も生えないので土がむき出しよりいいかなって感じです。
左右にはローズマリーが植えてあります。
ローズマリーはガラガラとした痩せ地に相性のいい植物なので、アプローチと植物のコンビネーションもいい感じです。
立派な庭を作ってる人に上から目線的なことを書くのもなんですが、とっても庭のことを分かってらっしゃる方の作庭だと思います。
石張り
石張りにもいろいろ種類があります。
薄い石の乱張り
石をランダムに張る方法です。目地を少なくするとカッコいいのですが、DIYではなかなかそんなわけにはいかないです。
これはDIYで鉄平石という薄い石を張ったものです。張ったというよりも置いてあるだけかもしれません。
正直、正しい張り方の流儀に反していますね。まぁDIYなのでこんなものなのかと。
鉄平石は、どちらかというと、和風の庭にマッチします。
上の写真は最近はやりのジェラストーン張り。こいつもDIYでやったものですね。
目地の粗さはともかくとして、石張りの流儀に反してる。
流儀に反していようが正統派であろうが、DIYは自己満足の世界なのでなんでもいいんですけどね。
この写真は、一般住宅の外構ではないけど、石張りの事例。
プロ施工なので、目地も狭いし、施工流儀に則っている。
分厚い石を利用したアプローチ
600mm×450mmの石を少しずらしながら並べてあります。これでアプローチの幅は80cmぐらい。
飛び石といえば和風庭園を思い出させますが、うまく使えば洋風庭園にもマッチします。
砂岩系の茶色っぽい石を使っていますが、洋風ではなく実は和風っぽい庭です。
こんな感じで洋風のマテリアルも使い方次第で和風庭園・自然風のアプローチにも使えます。
コイツは荒っぽいゴツゴツとした石を埋めた例ですね。
隙間に生えている苔がなんとも言えずカッコいいです。
この石の重さは40kgほどありそうなので、DIYできるかできないかギリギリのところだと思います。
御影石での舗装事例です。60cm×30cmで厚さは7cmぐらいだと思います。
推定重量は30kg。これもDIYではギリギリですね。
参考までに、うちの庭のDIYでは、45cm×30cm×7cmの石がギリギリの重さということでギブアップしました。
これはたぶんプロ施工ですね。右側の石が斜めに切ってある。
DIYだとこのレベルは難しいと思う。
でもこのことを考えなければ、DIYの参考になる。
使ってる石は御影石だと思います。
真ん中に600mm×300mmの石を敷き、縁石のように15cm×90cmの石を使っています。
トータルで、園路の広さは90cm。フロントヤードにちょうどいい広さだと思います。
これゎ何の石だ?カッコいい!!とても硬そうな石。
きれいめ系の庭に似合いそうだけど、ここに砂が堆積したり、落ち葉だらけになるとカッコ悪そう。
この舗装、シンプルでDIYもできそうだし、滑りにくそうだし極端にワイルドってこともない。
裏庭とかによさそう。
が、が、が、こんな石、手に入るのか??
それが一番の問題になりそうです。
これも、上の上の写真と同様、川石を敷き詰めたもの。こちらはさらに簡易施工で目地モルタルも基礎コンクリートもない極めてシンプルなもの。
まるで自然の中にいるようで、裏庭にぴったりです。おまけにDIYも簡単!!
石さえ確保できれば利用したいアイディアです。
写真ではちょっとわかりにくいけど、センニチコウやジニアが植えられてるのもいい感じです。
これは某公園ですが、上の上の写真と同様とても野趣溢れる作りです。
鉄平石と丸い砂利を混ぜたものです。
これはたぶん鉄平石は置いてあるだけなので、、おもいっきり踏んだら下の石とぶつかって割れるでしょう。
だからこういう事をするときは、しっかりと基礎をつくるか、乱暴に歩かないことですね。
レンガのような石
一見黒っぽいレンガのようですが、実はこれは石。石レンガとも言います。
レンガと比べて野趣溢れる感じがしますね。
石の材料にもよるけど御影石なら苔もあまりつかないので、いいかも。
写真のような黒っぽい色は個人的にスキ。
黒っぽいレンガに、明るめの葉が特徴的な、斑入りのツルニチニチソウを組み合わせているところにセンスを感じます。
道路から敷地内に入り込むときに材料の大きさとか種別を変えてみてある。
こういうのはおもしろい。
飛び石
45cm×45cm程度の砂岩系のペイビングストーンのまわりに砕石をあしらった事例。
我が家の庭にもこれとそっくりな場所があります。
洋風の飛び石ってイメージです。
『上の写真が洋風かよ?』と言われるとぐうの音も出ないのですが、丸い飛び石を交互に配することで意外と洋風にできたりもすると書きたかったのです。
この手の飛び石はホームセンターにもよく売られているので、他の素材(例えばクラッシュレンガ)と組み合わせて使えば洋風になるかもしれないですね。
和風の飛び石
左の写真は個人邸。右の写真は某茶庭。
いずれもちゃんとした作庭師の仕事です。