グリーンを多めに取り入れて庭をナチュラルにする
ナチュラルガーデンの主役はグリーン
ピンクや鮮やかな赤よりも、落ち着いた緑が似合うのがナチュラルガーデン。
すべてを緑にしなくても、グリーンを中心に、ワンポイントで色を入れるのがいいと思います。
ナチュラルガーデンに似合う樹木
落葉樹(広葉樹)では、イロハモミジ、ヒメシャラ、ヒメコブシ、ドウダンツツジ、アジサイなど。
クヌギとかコナラみたいなドングリが実る木も楽しいけど、巨大化するので注意。
常緑樹では、サザンカやヤブツバキ、カクレミノツゲ。
プリペットやエニシダ、ノムラモミジなどは派手すぎます。
実際問題、よっぽど広い庭じゃない限り、これ全部植えるのは不可能だと思うので、ここから何種かチョイスすることになりますね。
ナチュラルガーデンに似合う宿根草・多年草
シャガ、ギボウシ、あと、花ではないですがシダ類、例えばクサソテツも自然の庭に似合いそうですね。
とっても渋いセレクトですが、どれも落ち着いたたずまいの宿根草です。
ゼラニウムとかクレマチスをポイント的に使うのも悪くない。シュウメイギクは和風の庭でも洋風の庭でもいけるので便利。
うちの庭では、早春、何種類かのスミレが花を咲かせます。たぶん、鳥が種を運んできたんだと思う。これこそナチュラルガーデンの醍醐味。
庭のスミレ
一年草はカラーコーディネイトして植える
あんまりケバケバしくならないよう、色に配慮して色をチョイス。
派手な色、大輪系のものはポイントで使って、あとは落ち着いた花を使うといいです。
特に、白とか紫は落ち着いていていい。
あと、赤よりもオレンジ。オレンジと紫は、相性がいい。
ナチュラルガーデンの写真
緑いっぱいのフロントヤード。さりげなくサフィニアのポットが置いてあるのがかわいらしい。
歩道とのわずかな隙間を緑で囲ったパターン。御影石が立てられているけど、違和感はない。
枕木と石を使った自然な舗装。人工的な感じがしない。
ナチュラルガーデンでは材料にもこだわりたい
自然と共生した庭には、できるだけ人工的なものは作りたくないですよね。
だから舗装や花壇もできるだけ天然のものを使いたい。
コンクリートではなく、土とかレンガ。ナチュラルなものを使いたいです。
エコガーデンを目指すなら、再生レンガとかアンティークレンガ。
古いレンガはたまに柔らかくて苔が付きやすいというデメリットもあるのですが、それもナチュラルっぽいといえばナチュラルガーデンっぽい。外構業者 は絶対作らないようなオリジナルの庭です。
ただし、滑らないように注意してください(笑)
リサイクル可能な庭を目指す
例えば、子どもが小さいときは砂場を作りたい。でも、成長と共にやがて不要になる。
そしたら最初から花壇にできそうな場所に砂場を作ってはどうでしょう?
生活と共にライフスタイルは変化するのは大人も子どもも同様。
うちの庭は壊れないことよりも、壊すことができるをコンセプトに庭をつくりました。
我が家のリサイクルガーデン
引っ越してきた当初、庭は荒地でした。そこを人の助けを借りながら開墾。
ほぼ更地になったところに、レンガ敷きの小路を作りました。
その時、このページにもあるように、砂利もモルタルも使用しませんでした。
そして10年後、突如リフォームすることになり、見積もりを見てビックリ!庭のものを撤去する費用が30万円も計上されているではないです か!!
リフォーム業者に聞いたら、自分でレンガを撤去すれば安くなるとのこと。
もちろん、自分たちでレンガを撤去しました。モルタルを使っていなかったので、撤去もカンタン。
しかも、撤去したレンガは新しくできたフロントヤードの園路に使用したのでした。リサイクルって素晴らしい☆彡