庭の周りの環境を把握し、問題点を洗い出す
敷地の現況を把握する
デザインに先立って、必ずやっておきたいことが、庭を作る敷地の現況把握。
これを怠たると、よい結果をうみません。
立地環境を整理してみる
当たり前のことなんだけど、例えば、道路から見えるから目隠したいとか、そんなこと。
整理してみると…
隣地との距離・隣家との距離
隣の家のリビングが丸見えでも気になるし、リビングが隣の家から丸見えでも困る。
そして、それらを目隠しするための十分なスペースがあるか
いきなり庭にDIYでフェンスを立てたり木を植えたりしても、ご近所づきあいで問題ないかなど。
前面道路との距離・交通量
余裕があれば、前庭を作ることができるし、敷地に余裕がなければ庭のデザインを工夫してアプローチを作ったり、部屋の中が見えないように配慮する必要がある。
交通量が多ければ、子どもが飛び出さないような工夫が必要。
日当たりについて
日当たりが悪ければ、日陰に強い植物を選定する必要があるし、西日が強くてリビングに陽が射しこむようならそれなりの対策を講じなくちゃいけない。
朝から夕方まで1日を通しての日当たりを見極める必要がある。
風当たりについて
友人宅がそうだったのですが、庭が田んぼに面していて、とても風当たりが強い場所でした。
フェンスを作る際に問題にならないか。
砂などの防塵を考慮する必要があるか。
地盤の状況
木を植えるのにじゅうぶんな土があるか。
石だらけじゃないか。
地盤改良してあって、ガチガチか。
ドロドロか。
その他立地について
海沿いか山の中かなど。
予算
一番肝心なのがコレ。
トップページにも書いたように、外構業者が手がけるよりも1/2~1/3でできると思うけど、カネがかかるということ自体には変わりない。
モデルケースを作るのは難しい
上の状況を考えると、いろんなパターンがあり得るので、庭のデザインのモデルパターンみたいなものを作るのは難しい。
これらの条件を整理した上で、庭にあったデザインを考える必要がある。